金美齢さん憲法改正について語る【伝説の演説動画付き】
日本人よりも日本のことを考えている、
台湾出身で、平成21年に日本国籍を取得した評論家・コメンテーターの金美齢さんが、
憲法改正について意見を述べていたので、
参考にしながら、自分でも考えてみたい。
※女性セブン2013年5月30日号より
元記事はこちら→http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_188821
読めばわかるが、金さんは改憲派である。
まず、金さんが改正を考えているのが、日本国憲法の「前文」。
戦争放棄に関しては、
自分は、9条にしか書かれていないと思っていたので、
この指摘はもっともだと思った。
『平和を愛する諸国民』とあるが、
お隣さんや、
紛争があるたびに首を突っ込んで行く、
軍事産業ズッポリの、自称世界の警察などを見ると、
「諸国民が平和を愛している」との前提に立っていていいのかと思えてくる。
また、「戦争を放棄すれば平和になる」という意見があるが、
これは、主権国家としておかしいと言わざるを得ない。
交戦権は国家の持つ主権の一つ。
これを手放すことは独立国家であることを手放すことに等しい。
理念と主権、理想と現実は別物として考えなければならない。
世界には、スイスをはじめとして中立国が数多くあるが、
これらの国も、交戦をしないとは言っていない。
この辺りは、日本国憲法の原案を作ったのがGHQであり、
その目的が、日本を武装解除して復讐戦をさせないためであったという
成立過程が深くかかわってきている。
第9条を考えることは、
安保の改定・存続や沖縄基地問題、ひいては国防をどうするかに直結してくる。
つまり、
有事の際、『自分で戦うのか、戦わないのか?』に行きつく。
9条を考えるなら、
この根本を避けて通ることはできない。
金美齢女史 伝説の演説動画
おまけとして、憲法改正を隠れ蓑にして、
政策を実現しようとする動きに警鐘を鳴らしている識者の意見もご紹介しておく。
タグ:日本国憲法の問題点