神社の正しい参拝方法~二拝二拍手一拝
鳥居をくぐる時から参拝は始まっている
神社での参拝は拝殿の前で行う物ですが、
実はもっと前、鳥居をくぐるところから始まっています。
鳥居は神域の入り口を表す「門」のような役割を果たす存在です。
その内側は神様が鎮座する空間になります。
そのため、鳥居をくぐるところから参拝は始まると思いましょう。
まずは、くぐる前に軽く会釈をして境内に入ります。
参道の中央は、神様がお通りになるところですので、
左右どちらかに寄って進みます。
ご神前に進む前に、手水舎で手水を取り、心身を清めます。
→手水の作法はこちら
そして、参拝をします。
基本は二拝二拍手一拝
神社本庁によると、参拝作法は「二拝二拍手一拝」になります。
基本的にこの方法で参拝しますが、神社によっては特殊な作法のところもあります。
これによると、最初と最後に浅い礼が入っています。
二拝二拍手一拝の手順
- まず浅いお辞儀をしてして、お賽銭を入れます。鈴があれば鳴らします。
—-鈴の音は邪気を払うとされています。 - 深い礼を2回します(二拝)。90度くらいのお辞儀です。
- 次に胸の高さで掌を合わせ、右手を少し下にずらして2回手を打ちます(二拍手)。
—-拍手を打つのは、神様に気付いてもらうためです。 - その後、指先をきちんと合わせて感謝を述べます。
- そして深いお辞儀をします(一拝)。
- 最後に浅いお辞儀をします。
神社によっては特殊なやり方も
これが基本になりますが、出雲大社などでは特殊なお参りの方法もあります。
出雲大社では二礼(拝)四拍手一礼(拝)が作法です。
拍手が二回ではなく、四回になります。
参拝前に、確認するようにしましょう。
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