郡山市在住民の産土神社・鎮守神社はどこになる?
旧市内在住郡山市民の産土神社・鎮守神社はどこになる?
これまでの記事で、
産土神社へ参拝することの大切さと、産土神社の見つけ方を考えてきました。
それなら実際参拝するのは、どこの神社になるのだろうと思った時、
はたと困りました。
自分の場合、生まれたのは、福島県外にある母親の実家。
それから、ずっと郡山の旧市内で育って、今に至ります。
※地元民以外の方のために補足すると、
郡山市は近隣の町村と合併を繰り返してきていて、
もともとのところを「旧市内」と呼んでいます。
○○町となっているところは、たいてい合併したところです。
こういうところには、昔からの鎮守神社があったりしますから、調べてみましょう。
旧市内在住の場合、
古くて由緒のある神社は2つありますね。
地元民なら誰でも知ってる、
『開成山大神宮』と『安積国造神社』です。
ちなみに、これらの神社の概略をまとめてみると・・・
開成山大神宮
創建は1876(明治9)年と比較的新しい。
安積開拓・大槻原開墾を成し遂げるために人心をまとめる策として、
伊勢神宮の御分霊を奉遷し創建された全国唯一の神社。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおかみ)、神倭伊波禮彦命(かむやまといわれひこのみこと・神武天皇)の三柱を祀っている。
伊勢神宮の御分霊を勧請したことから、「東北のお伊勢様」と呼ばれている
まことにありがたい神社です。
が、自分がこのことを知ったのは、
恥ずかしながら、神社に関心を持ち始めたつい最近のこと。
地元の人でも、まだ知らない人は多いんだろうなぁ。
初詣の人手は約20万人と飛びぬけて多いです。
二年参りをしようものなら、寒い中、長時間並ぶことになります。
安積國造神社
成務天皇5年(135年)に鎮座されてから約1900年もの歴史があり、 初詣には約8万人が参詣する、 |
自宅から距離的に近いのは「開成山大神宮」の方。
歴史が古く、地域の総鎮守は「安積國造神社」の方。
さて、そうなると自分はどちらにお参りすべきなんでしょうか?
悩みますねぇ。
結論~気持ちが一番大事
え~こういう場合なんですが…。
結論を言ってしまうと、
『両方に参拝すればいいのでは?』
となります。
白黒つけたい方もいらっしゃるかもしれませんが、
大切なのは、「どこの神社にお参りすればいいか?」ではないんですよ。
何より大事なことは、
「神さまに感謝をする」こと。
これに尽きます。
ですから、あなたが「ここだ!」と思ったところにお参りすればいいと言えますし、
他にもお参りできるところがあるなら、参拝すればいいんです。
心から感謝するなら、
どこの神さまも、「よく来た、よく来た」と受け入れてくれます。
ただ、裏を返せば、
ご利益目当てで行ったり、
儀式的にただ通うのは、無意味とも言えます。
要するに、気持ちが大事ってこと。
人間同士の付き合いと一緒ですね。
というわけで、
自分は両方の神社に参拝しています。
細かいことに悩むより、まず実践しましょう!